カテゴリ:うた( 9 )

柔らかき あごを私の 腕に載せ
 降る花びらに 猫の眠るは

新緑の 小さき葉の芽 萌えい出て
 細く降り継ぐ 雨音も無く


元来、春は苦手なのですが、今年はがんばってぼんやりしないようにしてみます。5年ぶり(?)に100号のキャンバスに向かっています。あまりに久しぶりなので、自分でも憶えているかしらと、多少不安はあったのですが、けっこう大丈夫でした。
私って、やっぱり描くのが好きだったんだー、とあらためて思いました。
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by takashaya | 2007-04-12 15:54 | うた | Trackback | Comments(0)

そもそもの場所

雨雲を 突き抜けてある その場所は
 そもそもの場所に 至る青空
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by takashaya | 2007-01-09 16:11 | うた | Trackback | Comments(0)

中空のレッスン

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中空の 球体そらに 仰ぎ観て 映りこむ夢 我還りゆく
 
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by takashaya | 2006-05-31 00:37 | うた | Trackback | Comments(0)

記憶  memory

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梅雨の終り
夏花の香り
濃い色の空
ウィンザー&ニュートンのセルレアン・ブルー
遠い記憶の彼女
不機嫌
禁断の果実
つややかな額
一人の静寂
ブランデンブルグ協奏曲
夕闇
紅茶の湯気
いかすみのリゾット
赤ワイン
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by takashaya | 2006-04-17 19:10 | うた | Trackback | Comments(2)

はちすの滴

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 蓮の葉のうてなに結ぶ
 雨の滴のひとつぶは
 我のことかと彼のいう
 歌を聴かせてひとに問う
 返らぬ答えをまぼろしの
 景色に重ね夢に見る
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by takashaya | 2006-03-03 18:06 | うた | Trackback | Comments(0)

よせる波返す波

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 波がよせる
 波が返す
 波打ち際の
 透きとおった水の向こうに
 砂粒がきらきらと
 輝いている

 海はだんだん深く
 果てなく広がっている
 命の海
 
 でも、海と陸はつながっている
 地続きだという
 そう聴けば
 私は安心する

 地続きなら
 いつか歩いていけるから
 このまま歩いていけるから
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by takashaya | 2006-01-30 01:02 | うた | Trackback | Comments(0)

no subject

 図書館の机に向かい
 本を読むあなたの
 小さな息遣いが
 わたしの耳に届く頃
 陽は傾いて
 その黄金の輝きの中
 斜めに区切られたコントラストの
 向こうに遠ざかる
 あなたを

 時が過ぎれば
 忘れてしまう
 わたしを
 わたしは許せない

 
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by takashaya | 2006-01-08 01:31 | うた | Trackback | Comments(2)

瞳 eyes

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きみのひとみにうつるもの
空に浮かぶ白い雲
ドアをひらいて訪ねくる人
窓の向こうの冬木立ち
テーブルの上の珈琲カップ
右手に持った銀のスプーン

きみのひとみにうつるもの
きみを見つめる微笑む顔
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by takashaya | 2005-09-27 23:26 | うた | Trackback | Comments(0)

わだつみのいろこのみや

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 わだつみのいろこのみやの
 ひかりとどかぬ
 あなたのしとね
 みなそこの
 しじまにたゆたう
 いにしえのうたのしらべ
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by takashaya | 2005-06-26 16:44 | うた | Trackback | Comments(0)